misc.

音響信号処理の研究を進めるにあたって有益と思われる情報を発信したいと思います。

論文記載内容の訂正(日本音響学会誌69巻11号(2013) pp.577-588)

「球調和関数展開に基づく多重極音源を用いた指向性合成」において,式(26)-(27)の記載方法が間違っておりました。式(27)は,その要素を対角成分に持つ対角行列を式(28)の行列に掛けるように書いてしまいましたが,本来は,式(27)の各行の要素を(28)の各行の要素それぞれに掛けるという計算です。計算機上でのプログラムとしてはそのようにして計算を行っておりましたが,数式に書き直す際に違う表現にしてしまいました。ここにお詫びの上,訂正させて頂きます。

3Dプリンタ使用方法 (MakerBot Replicator 5th generation)

3Dプリンタを購入しましたが,使い方の注意事項をこちらにまとめました。

どちらかというと,というより完全に内部向けの資料です。

MATLABからplayrecを使ってマルチチャネルオーディオ信号の同時入出力を行う方法

詳しい内容をこちらに移動しました。

 playrec(http://www.playrec.co.uk/)というソフトウェアを使って,MATLABからASIO対応のオーディオインタフェースを直接コントロールできるようになります。つまり,

  • MATLABのM行N列変数x(M,N)がそのままマルチチャネルの音になります。

    但し,-1 < x(m,n) < 1

  • 同時入出力もできるのでインパルス応答の測定もできます。
  • 連続した録音や再生もできるようです。

研究室内部資料

音場測定装置マニュアル

注意事項

本編に記載の事項は2012年12月末現在の情報であり、今後、利用しているソフトウェア等のサポートがなくなる、また、MATLAB自体が直接マルチチャンネルオーディオを操作できるようになる可能性(※)がありますので、導入は自己責任でお願いいたします。

(※)http://www.mathworks.co.jp/matlabexpo/download/pdf/matlabexpo2011_A2.pdf

また,MATLABから多ch信号を直接扱えるということで特に初学者に便利な機能である一方,インストールや利用にあたっては若干慣れが必要という難点もあるような気もします(私だけ?)。

コンタクト

興味のある方は、下記のアドレスまでメールください。 [at]-を@にかえてください。

haneda.yoichi [at] uec.ac.jp